鼻成山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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鼻成山(はななすやま)は、「古事記略解」の中で「天の香山(あまのかぐやま)」という言葉の意義として使われている。

天の香山(天香具山)は大和三山の一つで、他は畝火山(畝傍山、うねびやま)と耳成山(みみなしやま)である。この耳成山に対して天の香山は、「かぐやま」→「嗅ぐ山」なので「鼻成山」というダジャレ的表現として用いられている。畝火山は口成山とされている。

 畝火山の意義を、略解せむとするには、順序として大和三山の御由来を、説明せなくてはならぬ。(略)大和の三山とは、天の香山、畝火山、耳成山の事である。(略)

 蓋し天の香山は嗅山である。鼻成山である。花の山である。吾人の身体にしても面の正中に位して息の緒なり、玉の緒の庫である。此の鼻の穴なき時は、一分間も吾人は生命を保持する事は出来ない大地球と雖も亦同一であって、天の香山に依って生命を保ち得るので、地球に於ても吾人の身体に於ても第一の主司であります。(略)

 畝火山は稜威日、出日、日出山の意義であり、口成山である。(略)

 耳成山は、聴く山にして、気山である。(略)
出典:『出口王仁三郎全集 第五巻』「神武天皇高佐士野行幸と神沼河耳命之段#


天の香山といふのは鼻成山と云ふ意義で、神人を生かす山の事であります。


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