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一霊四魂

1,312 バイト追加, 2020年2月16日 (日) 18:39
列記の順序
一霊四魂とは人間の霊魂の構造である。一霊とは'''直霊'''(なおひ、ちょくれい)であり、四魂とは'''荒魂'''(あらみたま)・'''和魂'''(にぎみたま)・'''幸魂'''(さちみたま)・'''奇魂'''(くしみたま)である。
== 列記の順序 直霊 ==直霊は「なおひ」または「ちょくれい」と呼ぶ。「[[直日]](なおひ)」と書く場合もある。 直霊は四魂の中にもそれぞれ含有されている。 直霊は過失を未萌に消滅させる能力がある。直霊は平時には現れず、事に当たって発動する。 神典(古事記)ではこれを「神直日(かむなおひ)」「大直日(おおなおひ)」と呼ぶ。神直日とは、天帝(主神)の直霊のことで、大直日とは八百万の神々や人間の霊魂に具有する直霊のことである。 == 四魂 ==四魂は次の四つである。 * 荒魂(あらみたま)* 和魂(にぎみたま)* 幸魂(さちみたま)* 奇魂(くしみたま) 一文字で記す場合は、荒(こう)・和(わ)・幸(こう)・奇(き)と読む。 荒魂と和魂は「経魂(けいこん)」であり、「[[厳の御魂]](いづのみたま)」と呼ぶ。幸魂と奇魂は「緯魂(いこん)」であり、「[[瑞の御魂]](みづのみたま)」と呼ぶ。厳瑞合一したものを「[[伊都能売の御魂]](いづのめのみたま)」と呼ぶ。 === 四魂の列記の順序 ===
四魂を列記する場合、その順序は定まっておらず、次のようにまちまちである。本ページでは「荒魂、和魂、幸魂、奇魂」の順に記す。
* 和魂、幸魂、奇魂、荒魂 【例】{{rm|47|9|愛と信}}
ただし「義」や「正欲」などの列記の順序は、また別である。各項目を見よ。幸魂と奇魂の二魂を呼ぶ時は「奇幸(きこう)」と呼ぶ場合が多い。 「義」や「正欲」などの列記の順序はまた別にある。各項目を見よ。
== 体と用 ==

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