淡島

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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淡島(あわしま)は、霊界物語に登場する島。現在の南極大陸に該当する。

概要

主なエピソード

天の御柱の神(イザナギ)は撞の御柱(アマテラス)を中に置き、左から柱を回り、国の御柱の神(イザナミ)は右から回り、双方出会って、淡島を生んだ。この淡島は、少名彦神が国魂神として任じられた。しかしこの島は御子の数に入らず、少名彦神は野立彦神の跡を慕って幽界の探険へと出た。〔第6巻第21章真木柱#

しかし女神の国の御柱の神が先に歌ったことは過ちだった。これを「天地逆転の神業」と呼ぶ。

淡島は現今の太平洋の中心に出現したが、天地逆転の神業によって、その根底が弛み、漂流して南端に流れ、南極大陸となった。

国魂の少名彦命言霊別命の再来)は、手足を下すに由なく、ついに蛭子の神(ひるこのかみ)となって葦舟に乗り、常世国に永く留まり、その半分の身魂は根の国に落ちて幽界の救済に奉仕された。この因縁によって、後世、ユダヤの国に救世主となって現れ(イエス・キリストのこと)、撞の御柱のめぐり合いの過ちの因縁によって、十字架の惨苦を嘗め、万民の贖罪主(あがないぬし)となった。

二神は再び柱を回り、男神である天の御柱の神から先に歌を歌った。〔ここまで、第6巻第22章神業無辺#

古事記における淡島

ナギ・ナミの二神が島生み(国生み)の最初に生んだ御子は、水蛭子(ひるこ)で、葦船に入れて流した。次に淡島を生んだが、これも子の数には入らない。水蛭子と淡島は、ナミが先に声を掛けたことにより、失敗した御子である。

霊界物語での淡島の話は、古事記の水蛭子と淡島と少彦名(少名彦)の話が合わさっている。淡島が島で、水蛭子がその国魂(少名彦)という形になっている。

脚注


外部リンク