向日の森

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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向日の森(むこうのもり、むかいのもり)は、霊界物語に登場する森。2つある。

(1) 筑紫島の「向日峠にある森」という意味。第35巻第3章進隊詩#に1回だけ出る。「「ウントコドツコイ」夜が明けた 向日の森が晴れて来た」

(2) タラハン国にある向日の森。

本項では(2)について解説する。


概要

主なエピソード

森そのものではなく、森の畔のタルチンの館が舞台となる。

タルチンの館に匿われているスバール姫に、スダルマン太子はこっそり会いにやって来る。タルチンはアリナに頼まれ、二人の恋の成就を手助けをしているのであった。見返りにアリナからたくさんの金を貰っており、それを妻の(その正体は民衆救護団の大頭目のバランス)に自慢すると、袋は秘密の逢い引きが城のお偉方にバレたら危険だとタルチンをなじる。タルチンは酒に酔い、夫婦ゲンカとなり、袋はタルチンから1千両の札束をむしり取ると、家を飛び出した。〔第68巻第4章茶湯の艶#第7章茶火酌#

脚注

  1. 第68巻第4章茶湯の艶#:「タラハン市の町外れ、裏は薄濁つた可なり広い溝が流れてゐる。常磐木のこんもりとした余り広からぬ屋敷の中に茶湯の宗匠タルチンの形ばかりの茅屋が建つてゐる」、第68巻第9章#:「向日の森の畔に住む茶坊主タルチンの茅屋に」

関連項目