フサの海

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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フサの海(ふさのうみ)は、霊界物語に登場する海。フサの国の海のこと。

概要

主なエピソード

黄泉島の沈没[3]によってフサの海は海面が上昇し、海辺の低地はほとんど水没してしまった。その海を鶴山丸が進んで行く。乗客の中に、アーメニヤに帰国するウラル教半ダース宣伝使がいた。竜宮島で三年間宣教を行ったが成果がなかったため、その失敗をどう復命するかで思い悩んでいる。すると突然暴風雨に襲われ、船が沈没しそうになる。そこへ三五教の宣伝使・日の出別命が宣伝歌を歌うと、暴風はたちまち鎮まった。半ダース宣伝使は、日の出別命と戦うか降伏するか思案していると、また暴風雨に襲われる。半ダース宣伝使はしどろもどろでウラル教の宣伝歌を歌った。船は暴風に流されて、フサの国の海岸の「タルの港」に着いた。〔第13巻第2章波斯の海#第3章波の音#

現実のフサの海

ペルシャ湾のこと。

ただし霊界物語の「死海」も現代のペルシャ湾のことだが[4]、「死海」は基本的には霊主体従篇にしか出て来ない。

脚注

  1. 第15巻第1章破羅門#:「西にエデンの河長く流れ、東にイヅの河南流して、国の南端にて相合しフサの海に入る」
  2. 第34巻第8章暴風雨#
  3. 第12巻第27章航空船#
  4. 第35巻第1章言の架橋#:「今日の地理学上の波斯湾が古代の死海であつた。併し乍ら世界の大洪水、大震災に依つて、海が山となり、山が海となり、或は湖水の一部が決潰して入江となつた所も沢山あるから、神代の物語は今日の地図より見れば、多少変つた点があるのは止むを得ぬのである」

関連項目