「黄泉国」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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# [[霊界物語]]に登場する国。黄泉島のこと。→「[[黄泉島]]」を見よ
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# [[霊界物語]]に登場する国。黄泉島(ムー大陸)のこと。 →「[[黄泉島]]」を見よ
# 「地中[[地汐]]の世界」<ref>{{rm|6|29|泣沢女}}:「伊邪那岐命は、伊邪那美命の黄泉国、すなはち'''地中地汐の世界'''に、地上の世界の混乱せるに驚き玉ひて逃げ帰り玉ひしを」</ref>
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# 古事記において、死者の国を指す。下の「古事記における黄泉国」の項を見よ。
 
# [[古事記言霊解]]によると、「この黄泉国は死後のことをいうたのでなくして、今日の全世界の状態が黄泉国であります」「火の神いはゆる火力文明のために、世界は黄泉国と化つたのである」<ref>{{rm|8|40|言霊解二}}</ref>
 
# [[古事記言霊解]]によると、「この黄泉国は死後のことをいうたのでなくして、今日の全世界の状態が黄泉国であります」「火の神いはゆる火力文明のために、世界は黄泉国と化つたのである」<ref>{{rm|8|40|言霊解二}}</ref>
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# 「地中[[地汐]]の世界」<ref>{{rm|6|29|泣沢女}}:「伊邪那岐命は、伊邪那美命の黄泉国、すなはち'''地中地汐の世界'''に、地上の世界の混乱せるに驚き玉ひて逃げ帰り玉ひしを」</ref>(「地中にある[[地汐]](地月とも呼ぶ)の世界」という意味だと思われる。→「[[神示の宇宙]]」を参照)
 
# 太古、アジアは伊邪那美尊が領有しており、黄泉国というのは印度、支那、トルキスタン、ムー大陸等の全部の総称だった。伊邪那美尊の帰幽後、素盞嗚尊がアジアを知召すことになった。<ref>{{kgm|581|亜細亜大陸と素尊の御職掌}}</ref>
 
# 太古、アジアは伊邪那美尊が領有しており、黄泉国というのは印度、支那、トルキスタン、ムー大陸等の全部の総称だった。伊邪那美尊の帰幽後、素盞嗚尊がアジアを知召すことになった。<ref>{{kgm|581|亜細亜大陸と素尊の御職掌}}</ref>
  
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* [[夜見の国]]
  
 
== 外部リンク ==
 
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2020年12月21日 (月) 15:26時点における最新版

黄泉国(よもつのくに、よもつくに)は、

  1. 霊界物語に登場する国。黄泉島(ムー大陸)のこと。 →「黄泉島」を見よ
  2. 古事記において、死者の国を指す。下の「古事記における黄泉国」の項を見よ。
  3. 古事記言霊解によると、「この黄泉国は死後のことをいうたのでなくして、今日の全世界の状態が黄泉国であります」「火の神いはゆる火力文明のために、世界は黄泉国と化つたのである」[1]
  4. 「地中地汐の世界」[2](「地中にある地汐(地月とも呼ぶ)の世界」という意味だと思われる。→「神示の宇宙」を参照)
  5. 太古、アジアは伊邪那美尊が領有しており、黄泉国というのは印度、支那、トルキスタン、ムー大陸等の全部の総称だった。伊邪那美尊の帰幽後、素盞嗚尊がアジアを知召すことになった。[3]

表記ゆれ

単語の表記ゆれと、振り仮名の表記ゆれ。括弧内は使用回数。

単語 振り仮名
黄泉国(38回) よもつのくに(19回)、よもつくに(16回)、よみのくに(3回)
黄泉の国(15回) よもつのくに(9回)、よみのくに(6回)
黄泉御国(1回) よもつみくに(1回)
黄泉津国(1回) よもつのくに(1回)

古事記における黄泉国

黄泉国(よみのくに)とは死者の国である。イザナミは神生みの最後に火の神(カグツチ)を産み、火傷で死んでしまった。イザナギは妻に会うため黄泉国へ行く。イザナミは黄泉神と相談する間、見ないで欲しいと言って殿の奥へ行く。だがイザナギは待てずに覗いてしまうと、そこにはイザナミの変わり果てた姿があった。イザナギは逃げるが、醜い姿を見られたイザナミは怒って、黄泉醜女に追い駆けさせる。イザナギは黄泉比良坂の坂本で桃の実三個を投げると、彼らは逃げ帰った。最後にイザナミ自身が追い駆けて来るが、イザナギは千引の岩で道を塞いで、地上に帰って来た。

この古事記の黄泉国の段は、霊界物語においては第8巻第11~12章の「海の竜宮」と、第10巻第1~26章の「黄泉比良坂の戦い」の物語に描かれている。また第8巻第6篇(第39~43章)「黄泉比良坂」に古事記言霊解が収録されている。

脚注

  1. 第8巻第40章言霊解二#
  2. 第6巻第29章泣沢女#:「伊邪那岐命は、伊邪那美命の黄泉国、すなはち地中地汐の世界に、地上の世界の混乱せるに驚き玉ひて逃げ帰り玉ひしを」
  3. 玉鏡「亜細亜大陸と素尊の御職掌」#

関連項目

外部リンク