霊界物語入蒙記の諸本相違点

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
2020年5月29日 (金) 19:44時点におけるIHiroaki (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{RmSyohonSouiten|入蒙記}} * 入蒙記には御校正本というものが存在しない。最初は大正14年(1925年)に『王仁蒙古入記』とし…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
Jump to navigation Jump to search

霊界物語入蒙記の諸本相違点について記す。

霊界物語諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版校定版愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。

  • 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
  • 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
  • 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
  • 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
  • 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
  • ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
  • 入蒙記には御校正本というものが存在しない。最初は大正14年(1925年)に『王仁蒙古入記』として発行され、昭和10年(1935年)に内容が修正されたものが『出口王仁三郎全集 第六巻』として発行された。この全集収録の入蒙記(下の比較では「全」と略す)と、戦後発行された版(校定版以降)との比較になる。

  • 【重大】巻末の「附 入蒙余録」には5篇の文章が収録されているが、最後の「神示の世界経綸」は校定版・八幡版・愛世版には収録されていない。霊界物語ネットの入蒙記にも収録されていない(もともとは『神霊界』大正7年10月1日号に掲載されたもので、霊界物語ネットでは、ここ(史料集成)にほぼ同じ文章が掲載されている)。

p11(第2章) 水洗礼の教務を佐し、
p15 水洗礼の教務を佐し、
p552下 校定版と同じ
p15 全集と同じ
全集と同じ
p11(第2章) 西田元教などのけはあつたが、
p15 西田元教などのけはあつたが、
p553上 校定版と同じ
p15 全集と同じ
愛世版と同じ
p28(第4章) 満蒙に流浪してゐる不逞鮮人を安気に生活させてやりさへすればいいのです。
p37 満蒙に流浪してゐる朝鮮人を安気に生活させてやりさへすればいいのです。
p561上 校定版と同じ
p37 全集と同じ
全集と同じ
p38(第6章) 同じく五十一年には一億余人に達すると云ふ計算になります。
p51 全集と同じ
p566上 同じく五十一年には一億余人に達するといふ計算になります。 (脱字)
p50 全集と同じ
全集と同じ
p41(第6章) 此処には無限の富源が天地開闢の当初より棄されてある。
p54 此処には無限の富源が天地開闢の当初より棄されてある。
p567下 校定版と同じ
p53 全集と同じ
全集と同じ(「委棄」という言葉もあるので誤字とは言えない)
p598上 副官温長興は数名の兵と共に騎馬にて前後を守り行く。 (誤字)
p137 副官温長興は数名の兵と共に騎馬にて前後を守り行く。
愛世版と同じ
p108(第16章) それから二三日たつと爺廟(コンメウ)の活仏が
p144 それから二三日たつと爺廟(コンイエメウ)の活仏が
p600下 それから二三日たつと爺廟(ワンイエメウ)の活仏が
p144 全集と同じ
全集と同じ
p109(第16章) 何れの家にも牛馬、羊豚、(とり)などが
p145 全集と同じ
p601上 何れの家にも牛馬、羊豚、(とり)などが (誤字)
p145 全集と同じ
全集と同じ
p132(第19章) 危険を冒し、綏遠や張口(ちやうかこう)方面に
p177 全集と同じ
p612下 全集と同じ
p176 危険を冒し、綏遠や張口(ちやうかこう)方面に(p402に注記あり)
愛世版と同じ(「張河口」は「張家口」の誤字だと思われる。張家口市 - ウィキペディア
p198(第29章) 一同猪野軍医の心尽しの氷の片に
p643下 一同猪野軍医の心尽しの氷の片に (誤字)
p261 全集と同じ
全集と同じ
p645下 遅れ来たる兵に訊いても (誤字)
p267 遅れ来る兵に訊いても
愛世版と同じ
p211(第31章) それぞれ旅費手当を給(きふよ)して帰還の途に
p283 全集と同じ
p650上 それぞれ旅費手当を給して帰還の途に (誤字)
p279 全集と同じ
全集と同じ
p217(第32章) 中には野馬を捉へて乗り移る者もあり、
p291 中にはまた野馬を捉へて乗り移る者もあり、
p653上 中には野馬を捉へて乗り移る者もあり、 (脱字)
p288 全集と同じ
全集と同じ
p219(第32章) 此時は日出雄に向ひ、
p293 全集と同じ
p653下 この時盧占魁は日出雄に向かひ、 (誤字)
p290 全集と同じ
全集と同じ
p665下 厳重な死刑の取扱ひをした。 (誤字)
p321 厳重な死刑の取扱ひをした。
愛世版と同じ
p248(第35章) 我々日本の国には八十余の国名があり、
p329 全集と同じ
p667下 我々日本の国には八十余の国名があり、
p326 全集と同じ
全集と同じ