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筑紫の島

5,378 バイト追加, 2021年9月3日 (金) 12:52
主なエピソード
'''筑紫の島'''(つくしのしま)(筑紫島、筑紫洲、つくしじま)は、霊界物語に登場する島である。アフリカ大陸、また、九州に相応する。(つくしのしま)は、[[霊界物語]]に登場する島。現代のアフリカ大陸のこと、また、その雛型である九州のこと。
4つの国がある。== 概要 ==*豊の国(とよのくに)表記ゆれ:筑紫島(つくしじま)、筑紫洲(つくしじま) <ref>使用回数は、筑紫の島67回、筑紫島24回(島と嶋を問わず)、筑紫洲1回、筑紫の洲1回、アフリカ17回、亜弗利加19回、阿弗利加3回</ref>*肥の国(ひのくに)(火の国)別名:アフリカ、[[亜弗利加]]、亜弗利加国<ref>{{rm09|34|0001|序文}}:「筑紫の島即ち亜弗利加国」</ref>、阿弗利加*熊襲の国(くまそのくに)初出:{{rm|4|36|天地開明}}(筑紫の島)*筑紫の国(つくしのくに)筑紫の島の[[国魂神]]は[[純世姫神]](多計依姫)。<ref>{{rm|6|25|金勝要大神}}:「つぎに純世姫神をして、筑紫の守り神となさしめ給ひぬ。これを多計依姫といふ。筑紫の島とは現代の亜弗利加大陸なり」</ref>* 島の過半は砂漠であり、4つの国(下記参照)が大山脈で区画されている。<ref name="rm3501">{{rm|35|1|言の架橋}}:「さうして此島は身一つにして面四つあり。[[火の国]]、[[豊の国]]、[[筑紫の国]]、[[熊襲の国]]と大山脈を以て区劃されてゐる。さうして島の過半は大沙漠を以て形作られてゐる」</ref> == 国 ==筑紫の島には次の4つの国がある<ref>{{rm|7|40|三人奇遇}}:「この島は身一つに面四つあり、豊国、肥国、熊襲国、筑紫国と区別され居るなり。しかしてこの四つの国を総称して又筑紫の洲といふなり」</ref> <ref name="rm3501" />。[[第7巻]]でそれぞれ次のように守護職が定められている。 {| class="wikitable"! 国名! 守護職|-|-| [[熊襲の国]]| [[建日別]](旧名・[[小島別]])<ref>{{rm|7|28|不思議の窟}}</ref>|-| [[火の国]](肥の国)| [[建日向別]](旧名・[[八島別]])<ref>{{rm|7|36|豊日別}}。ただしそこでは「建日別」という記されているが、「建日向別」の間違いではないかと思われる。詳細は「[[火の国#住民]]」の「建日向別」の脚注を見よ</ref>|-| [[豊の国]]| [[豊日別]](旧名・[[虎転別]])<ref>{{rm|7|40|三人奇遇}}</ref> <ref>{{rm|7|36|豊日別}}</ref>|-| [[筑紫の国]]| [[白日別]](旧名・[[高照彦]])<ref>{{rm|7|46|白日別}}</ref>|} [[イホの国]](現代のエジプトに相応)は筑紫の島に含まれないようである。<ref>{{rm|12|2|直会宴}}:「イホの都ものり越えて いよいよ筑紫の島に着く」:イホを越えたその向こう側に筑紫の島があると読める。</ref> 4つの国の位置関係ははっきりしないが、九州における筑紫(筑前、筑後)、豊(豊前、豊後)、肥(肥前、肥後、日向)、熊襲の位置関係から考えると、[[筑紫の国]]は北部、[[豊の国]]は東部、[[火の国]]は中部~西部、[[熊襲の国]]は南部に位置するのではないかと考えられる。 == 主なエピソード ==筑紫の島は次の2ヶ所で舞台となる。
舞台となるのは主に次の2ヶ所である。
;第7巻第24~47章
:日の出神のアフリカ宣伝の旅。熊襲の国、肥の国、豊の国、筑紫の国の順で周り、各地の守護職を任命して行く。[[日の出神]]が、[[熊襲の国]]、[[肥の国]]、[[豊の国]]、[[筑紫の国]]の順で周り、各地の守護職を任命して行く。→「[[第7巻]]」を見よ:(日の出神は筑紫島に渡る予定ではなく、[[常世の国]]へ渡る船に乗ったのだが、風の都合で船が筑紫島に流されてしまった<ref>{{rm|7|23|色良い男}}:船頭のセリフ「オイ、御客様、常世の国に行くつもりだつたが、お前達が仕様もない話をするものだから、さつぱり風が変つて了つたよ。これは如何しても一旦は、筑紫の島へ押流されにや仕方が無い」</ref> <ref>{{rm|7|29|山上の眺}}:[[日の出神]]のセリフ「船はあれ計りじやない、また次の船が来るよ。折角神様の御計らひで常世の国へ行く積りが、こンな処へ押し流されたのだから、何か深い神界の御都合があるのだらう」</ref>)
;第34~35巻
:黒姫のアフリカ物語。失踪した夫・高山彦を探しに筑紫の島へ。夫は見つからなかったが、35年前に捨て子した息子・玉治別に再会する。[[黒姫]]が、失踪した夫・[[高山彦]]を探しに筑紫の島へ行く。結局、夫は見つからなかったが、35年前に捨て子した息子・[[玉治別]]と再会する。→「[[第34巻]]」「[[第35巻]]」を見よ == 「筑紫」が付く言葉 ==* [[筑紫の国]]:* [[筑紫の都]]:* [[筑紫丸]]:* [[筑紫ケ岳]]:* [[筑紫野]]:* [[筑紫の湖]]:* [[筑紫峠]]:* [[筑紫潟]]:* [[筑紫の宮居]]:[[紫微天界]]の[[西の宮]]のこと。* [[筑紫別院]]:* [[筑紫支部]]:* [[筑紫分社]]:* [[筑紫の不知火]]:第34巻第1篇の篇題。* [[筑紫上陸]]:第7巻第24章と第34巻第1章の章題。 == 「筑紫」の言霊解 =={{rm09|30|9902|附記 天津祝詞解}}の「筑紫の日向」の説明の中で、次のように解説されている。 筑紫は「尽くし」「究極」「完全無欠」「円満具足」である。数で言えば「九」であり、筑紫が九州<ref>ここで言う九州とは、筑前、筑後、肥前、肥後、豊前、豊後、日向、大隅、薩摩の九つの国のことだと思われる。</ref>に分かれているのはそのためである。筑紫や九州という地名が先に起こったのではなく、地名は後から付けられたもので、本来は筑紫も日向も天地創造の時からの語である。 == 古事記での筑紫の島 ==ナギ・ナミの国生みによって筑紫島が生まれる。身(み)一つで面(おも)四つ、即ち国が四つある。 「次に筑紫の島を生みたまひき。この島も身一つにして面四つあり。面ごとに名あり。かれ筑紫の国を白日別といひ、豊の国を豊日別といひ、肥の国を建日向日豊久士比泥別といひ、熊曽の国を建日別といふ。」(『新訂古事記』角川文庫) == その他 ==「筑紫」は霊界物語の中で、「心筑紫の」とか「誠筑紫の」というように、「尽くし」の語呂合わせ的に使われる場合も多々ある。
第12第1~15章ではイホの国(エジプト)が舞台になるが、イホの国は筑紫の島に含まれていないようである。「イホの都ものり越えて いよいよ筑紫の島に着く」{{rm|12|2|}}== 脚注 ==<references/>
== 外部リンク ==
* <wp>アフリカ</wp>
* <wp>アフリカ大陸</wp>
* <wp>九州</wp>
{{デフォルトソート:つくしのしま}}[[Category:霊界物語の島|つくしのしま]]

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