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白瀬川 (ナイル河)

3,710 バイト追加, 2023年12月28日 (木) 15:53
現実の白瀬川
{{Otheruses|綾部の白瀬川|その他の用法|白瀬川(曖昧さ回避)}}
'''白瀬川'''(しらせがわ)は、[[霊界物語]]に登場する川。[[筑紫の島]]の[[豊の国]]にある。「'''ナイル河'''」とも呼ばれる。
「白瀬川の六つの滝」という言葉そのものは、{{rm|12|6|招待}}に1回出るだけである。
 
== 水源地 ==
白瀬川(ナイル河)の水源地は「[[スッポンの湖]]」である。
* {{rm09|35|0001|序文}}:「ナイル河の水源地スツポンの湖に」
* {{rm|35|9|分担}}:[[春公]]のセリフ「白瀬川の水上、スツポンの湖に棲む大蛇を」
ただし次のように、[[シナイ山]]から流れているという記述がある。あるいは秋月滝だけがシナイ山から流れ落ちているという意味か?
* {{rm|12|10|深夜の琴}}:「'''シナイ山'''より落ちかかる '''秋月滝'''に身を打たれ」
* {{rm|12|14|大蛇ケ原}}:「ここは'''シナイ山の麓の秋月の滝'''の二三町下手だよ」
* {{rm|12|15|宣直し}}:「祝姫は一行五人と共に'''白瀬川'''の魔神を言向和すべく、館を後に六人連れ宣伝歌を歌ひ乍ら、朧月夜の如き春の日を'''シナイ山の山麓'''指して進み行く」
== 主なエピソード ==
== 現実の白瀬川 ==
ナイル河に相応するが、6つの滝があるかは不明。白瀬川は九州の[[志賀瀬川]](しがせがわ)に相応する。筑後川の上流にある川で、阿蘇市北部から北へ流れ、小国町中心部で田の原川(筑後川の本流)に合流する。 大正12年(1923年)8月から9月にかけて[[王仁三郎]]は熊本を中心に九州を巡教し、阿蘇の[[杖立温泉]]に8月12日から30日まで滞在した<ref>8月7日に綾部を出発。熊本市から阿蘇、[[小国]]を経由して杖立温泉に向かった。9月7日に帰綾。</ref>。随行した[[河津雄]]が書いた随行記の8月11日の項に、次の記述がある。 {{Inyou|此流域は[[筑紫島]]の中央に当り、[[肥の国]]より[[豊の国]]に至るので、恰もアフリカのナイル河に相当せねばならぬのである。霊界物語に現はれたるナイル河はアフリカ第一の河であるが、我が筑後河も亦九州第一の大川である。ナイルの上流を白瀬川といひ、筑後川の上流を志賀瀬川といふ。氏(注・瑞月氏=王仁三郎)が「あの滝(注・切通滝(きりどうしだき)のこと)はナイルの型が出てゐるのや」と言はれ、第七篇(注・第7巻)に現はれたる[[純世姫命]]の霊場<ref name="sumiyohime" />は宮の原の宮山(注・小国両神社が鎮座する高台のこと<ref name="oguniryojinjya" />)のやうに思ふと漏らされた。「わしは宮さんのやうに思はなんだ、まるで家(うち)には入(い)ったやうに思ふた」と言はれた。純世姫命が筑紫島の国魂神である事は霊界物語の読者には、既に承知さるる処である。|『[[神の国]]』大正12年(1923年)9月25日号掲載、河津雄「西遊随行記〔二〕」p36<ref name="aizenensiryo" /> }} 切通滝とは、小国町下城の大銀杏の近くにある滝だと思われる。
== 脚注 ==
<references><ref name="sumiyohime">{{rm|7|36|豊日別}}の末尾に、[[八島別]]が[[純世姫命]]の神霊を祀り[[肥の国]]の守護神となり、[[建日別]]と改名したことが記されているが、「純世姫命の霊場」とはそのことか?</ref><ref name="oguniryojinjya">同誌p34に小国両神社(小国町宮原1670に鎮座)を参拝したことが記されている。</ref><ref name="aizenensiryo">愛善苑事務局・編集『出口王仁三郎聖師と九州小国杖立温泉・山鹿の不動岩』いづとみづ刊、p28 に転載されている。</ref></references>
== 関連項目 ==
== 外部リンク ==
* <wp>ナイル川</wp>
* <wp>筑後川</wp>
* <wp>小国町 (熊本県)</wp>
* [https://www.town.kumamoto-oguni.lg.jp/q/aview/144/271.html 小国両神社] - 小国町(公式サイト)
* [http://kumamoto-museum.net/blog/archives/chiiki/1345 小国両神社] - 熊本県総合博物館ネットワーク
[[Category:霊界物語の河川|しらせかわないるかわ]]

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