大台ケ原

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
大台ヶ原から転送)
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大台ケ原(おおだいがはら)は、

(1) 霊界物語に登場する山。オノコロ島にある。

(2) 霊界物語第7巻第1篇の篇題。

本項では(1)について解説する。


概要

  • 表記ゆれ:大台ケ原山(おおだいがはらやま) [1]
  • 初出:第2巻第15章山幸#
  • 中国(葦原の中津国)一の大高山で、東・南・西に大海原が広がっている。[2]
  • 大台ケ原の東方、峰続きに「日の出ケ嶽」がある。[3] [4]

主なエピソード

  • 元照彦言霊別命の弟)は征矢を作って大台ケ原で狩りをすることを無上の喜びとしていた。あるとき日の出ケ山に狩りに出ると、供神の伊吹彦に征矢で襲撃される。しかし言霊別命が竜宮城から救援に駆け付けて助けてくれた。〔第2巻第15章山幸#
  • 第7巻第1篇「大台ケ原」(第1章~第7章)で日の出神は、大台ケ原の岩窟の大蛇を退治する。大事忍男神は大台ケ原の守護神となった。→詳細は「第7巻」を見よ

現実の地理

奈良県と三重県に跨がる大台ヶ原は、複数の山から成る台地状の地形である。最高峰は「日出ヶ岳(ひでがだけ)」(標高1,695m)。

この地方に「大蛇嵓の怪女(だいじゃぐらのかいじょ)」と呼ばれる伝説が伝わる。大台ヶ原の山中で男が鬼に襲われそうになるが、「弥仙(みせん)大神」の力で救われたという話である。 →「資料:大蛇嵓の怪女

関連項目

  • 天の真浦:大台ケ原の山麓で生まれた。[5]
  • 宗彦熊野の辺りで生まれたが、悪神に攫われて大台ケ原の山奥の岩窟に長い間閉じ込められていた。[6]
  • 蜂公:熊野の森に捨てられたが、山賊の親分が見つけて大台ケ原の山砦に連れ帰り、立派に育てられた。[7]
  • 日の出ケ嶽:大台ケ原の東方、峰続きにある山。

脚注

  1. 使用回数は、大台ケ原19回、大台ケ原山5回
  2. 第7巻第1章日出山上#
  3. 第7巻第5章日出ケ嶽#:日の出神は大台ケ原の「東方の山巓に登り(略)この山を今に日の出ケ岳とぞいふ」
  4. 第23巻第1章#:「大台ケ原の峰つづき 日の出ケ岳より流れ来る 深谷川の畔をば」
  5. 第20巻第1章#第20巻第4章#
  6. 第20巻第6章#
  7. 第23巻第7章#

外部リンク