地獄谷

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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地獄谷(じごくだに)は、綾部の上谷と西原の間にある谷の俗称。喜三郎が暗殺されそうになった場所。

明治32年(1899年)7月に上田喜三郎が綾部の大本入りすると、排斥運動が高まり、暗殺しようという動きもあった。喜三郎が川合の大原に泊まった時に10人ばかりの暗殺隊がやって来たが、喜三郎は霊眼で誰と誰が来ているのか分かっていた。翌日大原を出発して地獄谷に差し掛かると、何故か羽織の紐がほどけて羽織が脱げようとする。不思議だと思って鎮魂をしてみると、暗殺隊が待ち伏せしていることが分かった。喜三郎が「お前たちは何をしに来たのか」と大喝すると、彼らは不意をつかれて狼狽え「先生をお迎えに来た」と言い訳をする。そこで「お前たちが先に行け」と言って、自分は一番後ろからついて行くことにした。そのため彼らは何の危害も加えずに去って行った。

霊界物語第38巻第11章思ひ出(二)#にそのエピソードが記されている。