唐子姫

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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唐子姫(からこひめ)は、霊界物語の登場人物。常世の国からやって来た容色艶麗な女性。花森彦天稚彦の2人を誑惑させる。実はその正体は常世姫の部下の魔神。銀毛八尾白面の悪狐

次の2つの章にのみ登場する。(他に第2巻第46章#に名前だけ出て来る)

常世姫は唐子姫を城中に入れて、言霊別命花森彦に仕えさせた。花森彦は唐子姫に浮気して、夜ひそかに2人で壇山に駆け落ちしてしまう。

妻の桜木姫は発狂し、言霊別命を夫の花森彦だと思い込んで、言霊別命に抱き付いたりする。それを見た天使・稚桜姫命は、言霊別命は不倫をしていると誤解し、竜宮城から追放してしまう。(言霊別命を追放するのが常世姫の目的だった)

稚桜姫命の夫・天稚彦が、壇山花森彦を迎えに行く。花森彦は迷夢を醒まして直ちに竜宮城に帰還するが、代わりに天稚彦が唐子姫にのぼせ上がってしまい、壇山のさらに山奥に隠れて竜宮城に帰って来なかった。

天稚彦は山奥に庵を結び、夫婦気取りで唐子姫と暮らしていた。ある日、猟に行っているときに、唐子姫は気を許して銀毛八尾白面の悪狐の姿に還元して昼寝していた。そこへ天稚彦が帰ってきて正体がバレてしまう。唐子姫は白煙となって消え失せた。