「古事記と霊界物語の神名対照」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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(火神被殺)
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最初の8人は迦具土の神の首を斬った刀に着いた血から成った神で、残りの8人は斬られた体(頭、胸、腹、陰部、左手、右手、左足、右足)に成った神である。[[古事記言霊解]]では、最初の8人は{{rm|8|39|言霊解一}}に、残りの8人は{{rm|8|40|言霊解二}}に記されている。
 
最初の8人は迦具土の神の首を斬った刀に着いた血から成った神で、残りの8人は斬られた体(頭、胸、腹、陰部、左手、右手、左足、右足)に成った神である。[[古事記言霊解]]では、最初の8人は{{rm|8|39|言霊解一}}に、残りの8人は{{rm|8|40|言霊解二}}に記されている。
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2019年3月19日 (火) 18:31時点における版

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古事記と霊界物語の神名対照は、古事記と霊界物語の神名を対照する。

神生み

古事記の神生み神話では、計40柱(ヒコ・ヒメを1柱とするなら35柱)の神々が生まれた。(神名の後ろに*が付いているのは対となるヒコ・ヒメ)

古事記 霊界物語
神名 備考 神名 備考
1 大事忍男(おおことおしお)の神 同じ ウラル山から日本の大台ケ原にやって来た邪神〔第7巻第2章#〕だったが、日の出神に言向け和され大台ケ原の守護神になる〔第7巻第5章#〕。
2 石土毗古(いわつちびこ)の神* 同じ 夫婦。二人ともイザナギ・イザナミの子。大台ケ原の主〔第7巻第4章#〕。国土を永遠に守護する〔第7巻第5章#〕。
3 石巣比売(いわすひめ)の神* 同じ
4 大戸日別(おおとひわけ)の神 同じ 康代彦が改名した〔第7巻第5章#〕。
5 天吹男(あめのふきお)の神 同じ 真鉄彦が改名した〔第7巻第5章#〕。
6 大屋毗古(おおやびこ)の神 同じ 大台ケ原の山麓の酋長〔第7巻第7章#〕。
7 風木津別之忍男(かざもつわけのおしお)の神 同じ 梅ケ香彦が改名した〔第7巻第7章#〕。
8 大綿津見(おおわたつみ)の神 海の神。 同じ 特に活躍なし。
9 速秋津日子(はやあきつひこ)の神* 水戸(河口や港湾)の神。 速秋津彦神 特に活躍なし。
10 速秋津比売(はやあきつひめ)の神* 速秋津姫神(祓戸四柱の大神の一柱)
11 沫那岐(あわなぎ)の神 速秋津日子・速秋津比売が海や河で産んだ神々(水に関係する神々) 同じ 三保津彦、三保津姫の分霊〔第7巻第8章#〕。
12 沫那美(あわなみ)の神
13 頬那芸(つらなぎ)の神 面那芸神 インドの白雪郷の酋長夫婦が改名した〔第7巻第11章#〕。
14 頬那美(つらなみ)の神 面那美神
15 天之水分(あめのみくまり)の神 天の水分の神 特に活躍なし。
16 国之水分(くにのみくまり)の神 国の水分の神 特に活躍なし。
17 天之久比奢母智(あめのくいざもち)の神 同じ 高彦の前身〔第7巻第17章#〕。
18 国之久比奢母智(くにのくいざもち)の神 同じ 奇姫の後身〔第7巻第17章#〕。
19 志那都比古(しなつひこ)の神 風の神 科戸彦、科戸姫 風の神の一般名詞として出て来る。
20 久々能智(くくのち)の神 木の神 同じ 豆寅が改名した〔第7巻第7章#〕。
21 大山津見(おおやまつみ)の神 山の神 同じ 特に活躍なし
22 鹿屋野比売(かやのひめ)の神/別名:野椎(のづち)の神 野の神 野槌の神 一般名詞として出て来る〔第6巻第30章#〕。
23 天之狭土(あめのさづち)の神 大山津見と野椎の神が山や野で産んだ神々 同じ 特に活躍なし
24 国之狭土の神 同じ 特に活躍なし
25 天之狭霧(あめのさぎり)の神 同じ 特に活躍なし
26 国之狭霧の神 同じ 特に活躍なし
27 天之闇戸(あめのくらと)の神 同じ 特に活躍なし
28 国之闇戸の神 同じ 特に活躍なし
29 大戸惑子(おおとまどいこ)の神* 同じ 特に活躍なし
30 大戸惑女(おおとまどいめ)の神* 同じ 特に活躍なし
31 鳥之石楠船(とりのいわくすふね)の神/別名:天之鳥船(あまのとりふね)の神 なし 乗り物としての天の磐船や鳥船は何度も登場するが、それを神格化したような神様は特に出て来ない。
32 大宜都比売(おおげつひめ)の神 穀物の神 大気津姫 (1) ウラル姫の別名 (2) 貪欲飽食な物質退廃文明の象徴 の2つの意味がある。
33 火之夜芸速男(ほのやぎはやお)の神/別名:火之炫毗古(ほのかがびこ)の神/別名:火之迦具土(ほのかぐつち)の神 火の神 火之焼速男(ほのやきはやお)の神/別名:火之迦々彦の神/別名:火之迦具土の神 特に活躍なし
34 金山毗古(かなやまびこ)の神* イザナミが火の神を産んで病となり、その病身に生じた神々。 金山彦
35 金山毗女の神* 金山姫
36 波邇夜須毗古(はにやすびこ)の神* 埴安彦神 埴安彦神は五大教の教主、埴安姫神は三大教の教主(三葉彦神が改名)、両教が統一して三五教となる〔第6巻第36章#「三五教」〕。
37 波邇夜須毗女の神* 埴安姫神
38 弥都波能売(みつはのめ)の神 水波廼女
39 和久産巣日(わくむすび)の神 吾久産霊
40 豊宇気毗売(とようけびめ)の神 和久産巣日の子。穀物の神。伊勢外宮の祭神。 豊受姫神 国祖の妻神・豊雲野尊(豊国姫命)と同神。

天の岩戸開き

古事記の天の岩戸開き神話では8柱の神々が活躍する。

古事記 霊界物語 備考
1 思金神(おもいかねのかみ) 思兼神 霊界物語では特別に活動はしない。古事記では「高皇産巣日神の子」だが、霊界物語では「高御産巣日の神の御子」〔第12巻第30章#〕の他に「金勝要大神の分霊」〔第15巻第10章#〕とも書いてある。また『伊都能売神諭』には国常立尊(艮の金神)が思兼神だと書いてある〔伊都能売神諭 大正八年二月十八日#伊都能売神諭 大正八年二月二十日#〕。
2 天津麻羅(あまつまら) 霊界物語では該当する神がいない。天の真浦か?
3 伊斯許理度売(いしこりどめ)命 石凝姥神 東彦天使(東雲別が改名。五大教の宣伝使)の後身。〔第6巻第36章#、第11~12巻〕
4 玉祖(たまのおや)命 玉の御祖の命 霊界物語では名前が一度出て来るだけで、特に活動はない。〔第13巻第1章#
5 天児屋根(あめのこやね)命 天之児屋根命 高彦天使(青雲別が改名)の後身。〔第6巻第38章#、第11巻〕
6 布刀玉(ふとたま)命 太玉命 広道別天使(三葉彦命が改名)の後身。〔第6巻第42章#第11巻第24章#、第15巻〕
7 天手力男(あめのたぢからお)神 天の手力男神(別名・豊岩窓神(とよいわまどのかみ)) イタリアの御年村の自称「丑寅の金神」虎公の後身。〔第6巻第45章#、第12巻第23~24章〕
8 天宇受売(あめのうずめ)命 天宇受売命 出雲姫の後身。〔第6巻第48章#

火神被殺

古事記でイザナミが火の神(迦具土神)を産んで死んだ後、泣沢女神(なきさわめのかみ)が生まれている。その後イザナギが火の神を斬ると、その血や体に16柱の神々が生まれた。

霊界物語でこの16人は第8~9巻で生まれている。その多くは改名によって"誕生"している。

この16人は黄泉比良坂の戦いにおける「十六神将」である。ただし淤縢山津見だけは十六神将に入っておらず、代わりに駒山彦が入っている。→「十六神将#黄泉比良坂の戦いの十六神将」参照

最初の8人は迦具土の神の首を斬った刀に着いた血から成った神で、残りの8人は斬られた体(頭、胸、腹、陰部、左手、右手、左足、右足)に成った神である。古事記言霊解では、最初の8人は第8巻第39章言霊解一#に、残りの8人は第8巻第40章言霊解二#に記されている。

古事記 霊界物語
神名 備考 神名 備考
1 石拆(いわさく)の神 刀の前(さき)に着いた血から成った 石拆神 熊公が改名〔第9巻第26章#
2 根拆(ねさく)の神 根拆神 鹿公が改名〔第9巻第26章#
3 石筒之男(いわつつのお)の神 石筒之男神 出自不明
4 甕速日(みかはやひ)の神 刀の本(もと)に着いた血から成った 甕速日神 出自不明
5 樋速日(ひはやひ)の神 樋速日神 出自不明
6 建御雷男(たけみかづちのお)の神/別名・建布都(たけふつ)の神/別名・豊布都(とよふつ)の神 建布都神 出自不明
7 闇淤加美(くらおかみ)の神 刀の手上(たがみ)(柄)に集まった血から成った 闇淤加美神 出自不明
8 闇御津羽(くらみつは)の神 闇御津羽神 出自不明
9 正鹿山津見(まさかやまづみ)の神 迦具土神の頭(かしら)に成った 正鹿山津見神 元天使長・桃上彦が改名〔第8巻第11章#〕、ウヅの国の守護職になる〔第8巻第37章#
10 淤縢山津見(おどやまづみ)の神 胸に成った 淤縢山津見神 大国彦の元・宰相の醜国別が改名〔第8巻第12章#〕、大禍津日神に任命〔第10巻第26章#
11 奥山津見(おくやまづみ)の神 腹に成った 奥山津見神 出自不明
12 闇山津見(くらやまづみ)の神 陰(ほと)に成った 闇山津見神 ハルの国の東半分を治める酋長が改名、五月姫の父〔第8巻第22章#
13 志芸山津見(しぎやまづみ)の神 左手に成った 志芸山津見神 虎公(高砂島の鬼の虎公)が改名〔第9巻第21章#〕、大禍津日神の神業を分掌〔第10巻第26章#
14 羽山津見(はやまづみ)の神 右手に成った 羽山津見神 駒山彦が改名〔第9巻第16章#
15 原山津見(はらやまづみ)の神 左足に成った 原山津見神 高彦が改名、ハルの国の守護職になる〔第8巻第29章#
16 戸山津見(とやまづみ)の神 右足に成った 戸山津見神 照彦が改名〔第9巻第16章#