スコブツエン宗

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スコブツエン宗(すこぶつえんしゅう)は、霊界物語に登場する宗教。教祖はキューバーバラモン教と「変名同主義」の宗教。第70巻にのみ登場する。

月の国(インド)のデカタン高原トルマン国がある。国民の過半数はウラル教を奉じ、一部はバラモン教に入っていた。バラモン教の大教主・大黒主はトルマン国全部をバラモン教の勢力下に置こうとするが、とうていバラモン教という名前ではこの国には広まらないと覚り、寵臣のキューバーに命じて、スコブツエン宗という、バラモン教と変名同主義の宗教を作らせた。国民の2~3%はスコブツエン宗に入信した。第70巻第1章# つまりスコブツエン宗はバラモン教の別派であり、バラモン教の名前を表に出さないためのダミー団体である。

バラモン教も難行苦行を特徴とするが、スコブツエン宗はさらに厳しく怖ろしい苦行の団体である。様々な苦行を信徒に強いるが、特にはなはだしい苦行は、婦人が男性化する修業である。変性男子の誓願を立てて、女性であることを脱することが、最も重要視されている。その方法には「卵巣除去法」と「乳房除却法」がある。「卵巣除去法」の修業は、100人中、99人までが命を落とす残酷な修業である。「乳房除却法」は、白熱した火箸で婦人の乳房を焼き切る。その修業を達成した者は、教主および重役人が婆羅門大神へ奉仕を標章するため、焼印を押す。これを「熱火の洗礼」と称する。こうして切り落とされた乳房は聖壇に供えられ、これを捧げた犠牲者は聖座に安置されて、神のごとくに崇敬される。そして聖晩餐の食物中には、その乳房の断片が混ぜられ、会衆一同これを食べ終えると、犠牲者の周囲に熱狂的な舞踏が演じられる。。その光景は実に凄惨きわまるもので、正しい神々の所為ではない。婦人のシンボルは乳房だという観念の下に立てられた邪教である。第70巻第1章#

第70巻第22章#に、トルマン国の王妃である千種の高姫(王妃・千草姫の肉体に高姫の霊が入った存在)が、左守の妻モクレンを神の生贄にするために、焼け火箸をモクレンの乳房に押し当てようとするシーンが出てくる。(三五教の宣伝使・照国別が現われて助かる)