「ジャンナイ教」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''ジャンナイ教'''(じゃんないきょう)(ジヤンナイ教、ジアンナイ教)は、霊界物語に登場する宗教。[[竜宮島]]の[[ジャンナの郷]]の住民が信じている宗教。
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'''ジャンナイ教'''(じゃんないきょう)(原文:ジヤンナイ教)は、[[霊界物語]]に登場する宗教。[[竜宮島 (豪大陸)]]の[[ジャンナの郷]]の住民が信仰している。
  
第24~25巻の豪州物語に出てくる。
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== 概要 ==
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* 表記ゆれ:'''ジアンナイ教'''<ref>「ジアンナイ教」は{{rm|24|5|蘇鉄の森}}に1回だけ出る。</ref>、'''治安内教'''(ぢあんないけう)<ref>「治安内教」は[[第24巻第13章]]の章題に使われている以外に、{{rm|25|1|水禽の音}}に1回だけ出る。([[貫州]]のセリフ)「鼻赤の[[友彦]]の奴、[[ネルソン山]]を西へ渉り、'''ジヤンナイ(治安内)教'''のテールス(照子)姫の夫となり」</ref>
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* 初出:{{rm|24|5|蘇鉄の森}}(ジアンナイ教)、{{rms|24|13|治安内教}}(ジャンナイ教)
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* 主に[[第24巻]]・[[第25巻]]に出る。
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* [[ジャンナの郷]]の酋長の娘・[[テールス姫]](別名:[[照姫]]、[[照子姫]])を教主とする。<ref name="rm2413">{{rm|24|13|治安内教}}</ref>
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* 動物の肉を食べることが厳禁されており、禁を破る者は焦熱地獄に落ちると信じられている。一度肉食した者は追放され、[[ネルソン山]]の西麓の広い谷底に集まっている。神に罪を謝するためテールス姫を教主としてジャンナイ教を樹てた。この谷底にジャンナイ教の本山が建てられ、テールス姫はそこで罪人に謝罪の道を教えている。谷底には猛獣、大蛇、毒蛇が多く集まり、危険極まりない湿地である。肉食しない者は山の中腹以上に住み、豊富な木の実を食べ、安楽に生きている。<ref name="rm2413" />
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* ジャンナイ教の信条は「われらは[[アールの神]]の禁を犯した者であり、死後は必ず根底の国の苦しみを受ける、神に祈って罪を謝して来世の苦を逃れよう」というもの。<ref name="rm2413" />
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* 鼻の赤い神が救世主となってこの地に降臨し、竜宮島全島を支配する…という信仰があり、ちょうど赤鼻の[[友彦]]が現われたため、彼を救世主として仰ぐようになる。<ref name="rm2413" />
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* 住民はみな文身(入れ墨)をしていたが、教主のテールス姫は少しも文身をせず、色は白く、やや赤味を帯びた美人だった。教主たる者は天然自然の肉体を染めないことを教えの本旨となし、特別待遇を受け、尊敬の的になっていた。<ref name="rm2413" />
  
ジャンナの郷の酋長の娘・[[テールス姫]](照姫)を教主とする。
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== 主なエピソード ==
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→「[[ジャンナの郷]]」を見よ
  
動物の肉を食べることがタブーで、肉食した者は追放され、[[ネルソン山]]の西麓の広い谷底に集まっている。この谷底にジャンナイ教の本山が建てられ、テールス姫はそこで罪人に謝罪の道を教えている。肉食しない者は山の中腹以上に住み、木の実を食べている。
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== 脚注 ==
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信条は、われらは[[アールの神]]の禁を犯した者であり、死後は必ず根底の国の苦しみを受ける、神に祈って罪を謝して来世の苦を逃れよう、というもの。
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[[Category:霊界物語の宗教]]
鼻の赤い神が救世主となってこの地に降臨し、豪州全島を支配する…という信仰があり、ちょうど赤鼻の[[友彦]]が現われたため、彼を救世主として仰ぐようになる。{{rm|24|13|治安内教}}
 
 
 
 
 
[[Category:霊界物語の宗教|しゃんないきょう]]
 

2018年11月30日 (金) 18:59時点における最新版

ジャンナイ教(じゃんないきょう)(原文:ジヤンナイ教)は、霊界物語に登場する宗教。竜宮島 (豪大陸)ジャンナの郷の住民が信仰している。

概要

  • 表記ゆれ:ジアンナイ教[1]治安内教(ぢあんないけう)[2]
  • 初出:第24巻第5章蘇鉄の森#(ジアンナイ教)、第13章治安内教#(ジャンナイ教)
  • 主に第24巻第25巻に出る。
  • ジャンナの郷の酋長の娘・テールス姫(別名:照姫照子姫)を教主とする。[3]
  • 動物の肉を食べることが厳禁されており、禁を破る者は焦熱地獄に落ちると信じられている。一度肉食した者は追放され、ネルソン山の西麓の広い谷底に集まっている。神に罪を謝するためテールス姫を教主としてジャンナイ教を樹てた。この谷底にジャンナイ教の本山が建てられ、テールス姫はそこで罪人に謝罪の道を教えている。谷底には猛獣、大蛇、毒蛇が多く集まり、危険極まりない湿地である。肉食しない者は山の中腹以上に住み、豊富な木の実を食べ、安楽に生きている。[3]
  • ジャンナイ教の信条は「われらはアールの神の禁を犯した者であり、死後は必ず根底の国の苦しみを受ける、神に祈って罪を謝して来世の苦を逃れよう」というもの。[3]
  • 鼻の赤い神が救世主となってこの地に降臨し、竜宮島全島を支配する…という信仰があり、ちょうど赤鼻の友彦が現われたため、彼を救世主として仰ぐようになる。[3]
  • 住民はみな文身(入れ墨)をしていたが、教主のテールス姫は少しも文身をせず、色は白く、やや赤味を帯びた美人だった。教主たる者は天然自然の肉体を染めないことを教えの本旨となし、特別待遇を受け、尊敬の的になっていた。[3]

主なエピソード

→「ジャンナの郷」を見よ

脚注

  1. 「ジアンナイ教」は第24巻第5章蘇鉄の森#に1回だけ出る。
  2. 「治安内教」は第24巻第13章の章題に使われている以外に、第25巻第1章水禽の音#に1回だけ出る。(貫州のセリフ)「鼻赤の友彦の奴、ネルソン山を西へ渉り、ジヤンナイ(治安内)教のテールス(照子)姫の夫となり」
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 第24巻第13章治安内教#