「ウラル山」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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(ウラル山脈)
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しかし霊界物語ではウラル山の麓にアーメニヤがあるとされているので<ref>{{rm|10|32|土竜||a054|a055}}:「ウラルの山の麓なる アーメニヤの野に都を構へ」</ref>、コーカサス山脈の北側にあるウラル山脈では地理的に合わない(アララト山、アルメニアはコーカサス山脈の南側)。
 
しかし霊界物語ではウラル山の麓にアーメニヤがあるとされているので<ref>{{rm|10|32|土竜||a054|a055}}:「ウラルの山の麓なる アーメニヤの野に都を構へ」</ref>、コーカサス山脈の北側にあるウラル山脈では地理的に合わない(アララト山、アルメニアはコーカサス山脈の南側)。
  
ただし当時の大本文献で使われている「ウラルの嵐」の「ウラル」はウラル山脈のことであり、ソ連あるいはヨーロッパの代名詞として使われている。
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ただし当時の大本文献で使われている「ウラルの嵐」の「ウラル」はウラル山脈のことであり、ソ連あるいはヨーロッパの代名詞として使われている。(ウラル山脈はヨーロッパとアジアの境界だとされている)
  
 
【用例】
 
【用例】

2023年7月24日 (月) 11:18時点における版

ウラル山(うらるざん)は、霊界物語に登場する山。ウラル教の三つの拠点の一つ(他はコーカス山アーメニヤ)。

概要

主なエピソード

現実のウラル山

トルコの「アララト山(あららとさん)」に相応すると思われる。

アララト山

アララト山はノアの方舟が漂着したと言われる山で、トルコの東端、アルメニアとの国境付近にある、標高5,137mの火山。アルメニア民族のシンボルとなる山で、アルメニアの国章の中心にはアララト山が描かれている。

アララト(Ararat)の語源は「ウラルトゥ」(Urartu)のようである。紀元前9~6世紀に、アルメニア高原(現在のトルコ東部~アルメニアの辺り)に「ウラルトゥ王国」があり、旧約聖書では「アララト王国」と呼ばれていた。「ウラルトゥ」はアッシリア語で、「アララト」はヘブライ語である。山名はこの王国名に由来すると思われる。

霊界物語でウラル教の拠点はアーメニヤ(アルメニアに相応)、ウラル山、コーカス山(コーカサス山脈に相応)の3ヶ所あるが、地理的にこの3ヶ所は同じエリアにあるし、それが象徴する文化的なもの──アルメニアは西暦301年に世界で初めてキリスト教を国教として採用した国、コーカサス山脈はコーカソイド(俗にヨーロッパ人のこと)の語源、アララト山は聖書でノアの方舟が漂着し現在の人類の発祥地になっている──もヨーロッパ・キリスト教文明という点で共通している。

ウラル山脈

「ウラル」そのものは、ロシアを南北に縦断する巨大な「ウラル山脈」がある。

しかし霊界物語ではウラル山の麓にアーメニヤがあるとされているので[5]、コーカサス山脈の北側にあるウラル山脈では地理的に合わない(アララト山、アルメニアはコーカサス山脈の南側)。

ただし当時の大本文献で使われている「ウラルの嵐」の「ウラル」はウラル山脈のことであり、ソ連あるいはヨーロッパの代名詞として使われている。(ウラル山脈はヨーロッパとアジアの境界だとされている)

【用例】

  • 統管随筆第二篇#:「露満国境には妖雲天地に塞がり、今にもウラルの嵐は神洲日本の空に何時襲来するか判らない形勢である」
  • 惟神の道』所収「神聖運動について#」の一節「今やウラルの嵐はいつ日本の本土に向つて吹き付けて来るか知れないまでの危局に直面し、また一方太平洋の荒浪はこの大和島根を呑まむとして居る非常時なのである」

脚注

  1. 第12巻第1章正神邪霊#:「ウラル山に接近せる大江山に鬼武彦数多の眷族を引伴れて」
  2. 第10巻第32章土竜#:「ウラルの山の麓なる アーメニヤの野に都を構へ」
  3. 盤古大神は第5巻第17章勢力二分#で「盤古神王」と改称した。
  4. その次の第47章で、盤古神王をウラル山から追放したウラル彦は自分が盤古神王だと偽称するようになる。
  5. 第10巻第32章土竜」/a054-a055#:「ウラルの山の麓なる アーメニヤの野に都を構へ」

関連項目

外部リンク